最終更新日
Thu, Mar 13, 2008
 サッカーを改めて捉え直してみたい 〜最も基本となる「キック」のしくみを問う
 ドイツ・ワールドカップの興奮さめやらぬこの頃ですが、改めて日本サッカーの今後について考えさせられる大会でもありました。それは単に、現在の日本代表チームという問題ではなく、次の世代、そしてその次の世代の、選手やチームがどうあるべきかを考えて行かざるを得ないことを身にしみて感じさせるものでした。

 今後、さまざまな方面から今大会の総括が進められることと思いますが、私たちは今回、最も基本となる「キック」技術から改めてサッカーを捉え直してみようと思います。キックのメカニズムに関する著書を執筆され、このところ新聞やテレビなどのメディアに登場している浅井武氏を講師に迎えて、腰を据えた論議を参加者のみなさんと交わし、実りある講習会を目指します。

浅井武氏
開催日 平成18年11月17日午後6時30分〜(於:新宿スポーツセンター)
テーマ
名キッカーを育てる眼
〜キック・スペシャリストが考えるキック指導
講義内容
 サッカーにおける「蹴る(キック)」という動作が最も重要なプレーのひとつであることは言うまでもありません。多くの指導者の方々がキックに対する独自の考えを持って、日々、選手に指導されていらっしゃると思いますが、指導にあたってもう一度「キック」を客観的に捉えてみませんか?

 本座学講習会では、特別に撮影した育成年代のキック(インサイド、インフロント、インステップ)の映像を用いて、指導現場により近い状態を再現して講習を進めます。
 講師には、キック研究のスペシャリストである筑波大学助教授浅井武氏を迎えて、実際に指導するにあたってどんなことをどのように指導していくのか、具体例を挙げながら解説いただきます。研究者ならではの視点から、各発達段階に現れやすいキックの特徴やキックのしくみを踏まえた指導論を提供していただく予定です。
 また本会座学講習恒例のフリートークの時間も設けています。講師との質疑応答はもちろん、受講者間での意見交換も大歓迎です。みなさんとご一緒に次世代の名キッカーを育てるきっかけが生まれれば、と考えています。

開催日時
開催日:平成18年11月17日金曜日 午後6時30分〜午後8時30分
開催場所
新宿スポーツセンター小会議室 *案内図
〒169-0072東京都新宿区大久保3-5-1 TEL 03-3232-0171
JR山手線・西武新宿線・地下鉄東西線 高田馬場駅 下車徒歩約10分
募集対象
現在、コーチとして現場で指導をしている方。
また将来、サッカーの育成指導に関わっていきたいと考えている選手や学生。
キックがうまくなりたいと考えている選手も大歓迎です。
募集定員
男女・経験を問いませんが、意欲のある方20名(一般10名+学生・選手10名)
講師
浅井 武(あさい たけし)氏
1956年愛知県生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科助教授。工学博士。主な研究分野はスポーツ・バイオメカニクス、スポーツ工学。モーション・アナリストとして多方面の領域で活躍中。サッカー及びサッカー・サイエンスの普及、発展に尽力している。昨年、「筑波FK研究所」と名付けた研究をスタート。FKのメカニズム解明と共に、成果を現場の指導に活用することを目標としている。著書に「ベッカムのフリーキックはなぜ曲がるのか」「サッカーファンタジスタの科学」などがある。
受講料
一般 10,080円(税込)  学生の方は5,040円(税込)となります。
*学生の方はお申し込み時に学生証のコピーをメールに添付、あるいはファックスでお送りください。
事前のお申込み、お支払いが必要になります。お申込みはこちらからどうぞ。
なお当日講習会終了後、懇親会を予定しております。別途費用は3,000円〜5,000円程度とお考えください。
本会会員には会員割引(5%引き)が適用されます。この機会に入会をご検討ください。
入会案内入会申込書はこちらから。
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